RPAの発展段階

今のRPAって、どのステージにあるの?

RPAという言葉が脚光を浴びていますが、ご存知の通り、RPAを本格的に導入しているのは、大企業やイノベーションに関心の高い一部の中小企業にすぎません。

そのコストと技術的な敷居の高さから、日本においても、まだ普及期に入っているとは言えない段階にあると思います。

日本よりも1~2年ほど先行しているアメリカでは、大手企業の約75%の会社で本格的導入、もしくはテスト導入をしているというデータがあります。

RPAソフトウェア作成会社としては、Automation Anywhere、Blue prism、そしてUipathの3つが頭一つ抜け出しているものの、まだ勝負がついているとは言えない市場ですね。

そういえば、先見の明に定評があるソフトバンクの孫さんが、Automation Anywhereに多額の投資を決めたというのがニュースになっていましたから、RPAが一過性のブームに終わらないというのは確かでしょう。

 

さて、そんなRPAですが、車の自動運転のようにレベルがあります。

運転を補助してくれる機能から始まり、最終的にはハンドルやブレーキの要らない完全自動運転まで、いくつかのステップがある訳です。

RPAもしかり。

定義としては、「クラス1」から「クラス3」まであり、最終的には人間の代わりに経営判断をしてくれるロードマップが描かれています。

<クラス1>
情報取得や入力作業、検証作業などの定型的な作業

 

現時点では、市場に出回っているRPAソフトの大半は「クラス1」に属します。

ここでは、PC上で人が行う作業を単にトレースしてくれるだけの代物です。

「だけ」といっても、使い方によっては膨大な時間の削減、ヒューマンエラーの撲滅に繋がるのですが。

 

RPAで注目されている技術

そして今、「クラス2」に入っている技術で人気なのが、「AI-OCR」です。

AI-OCRとは、従来の紙に書かれたデータをスキャナーで読み取り、データに変換するという作業の精度を飛躍的に上げたものです。

従来のOCRは、残念ながらビジネスに利用できる精度は期待できませんでした。

しかし、クラウド&AIの技術により、手書きの文字ですら、高い精度で読み取れるようになったのです。

そういったこともあり、展示会によっては、純粋なRPAソフトよりも、AI-OCRのブースの方が賑わっているという状況でもあります。

お客様からの紙ベースの申込書などが大量にある業種・業態においては、とても重宝されるのは容易に想像できますね。

とはいえ、まだ精度は人間の目視に及ばないので、完全に自動とはいきません。

 

これから本格化する「クラス2」とは?

という訳で、日本のRPAは、現状で「クラス2」にちょっと入ったところという状況です。

<クラス2>
RPAとAIの技術を用いることにより非定型作業の自動化 。
自然言語解析、画像解析、音声解析、マシーンラーニングの技術の搭載。
非構造化データの読み取りや、知識ベースの活用も可能。

 

人によっては、こういったクラス2のRPAを、「IPA(Intelligent Process Automation」という人もいます。

ソフトバンクの孫さんは、「RPA」と「AI」をくっつけて、「RPAI」という表現を使ったりしています。

今後ますますこういったIPAのサービス、「RPA+●●」といった組み合わせのサービスが多数出てくると思います。

「RPA + AIチャットボット」とか、「RPA + ビジネスプロセス管理ソフト」などはもう出始めていますが、AI-OCRのように、すぐのすぐ必要という企業は少ないでしょうね。

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